PRESS RELEASE
2018 年 11 月 16 日
株式会社 Zeppライブ
光の日本画家・奥村厚一展 開催!
京都の伝統的な日本文化に育まれた日本画家=奥村厚一。
戦後間もなく、秋野不矩、上村松篁らと創造美術という団体を結成し、「世界に通用する日本画の創造」を目指して活動。
その行動は、日本画の復権を試みた奥村の熱い意志の表れであったに違いない。
日本の四季の風景を、生涯をかけて描き続けたその作品群は、多くの人々を理屈抜きに楽しませる。
奥村の代表作「浄晨」は、東山魁夷の出世作「残照」の一年前に日展で特選となっており、
戦後の日本画の風景画において東山魁夷の先鞭をつけたと言えるだろう。
本展は画家と親交のあった京都老舗画廊=鉄斎堂のコレクションを中心に、約 30 点を東京で初公開します。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。
光の日本画家・奥村厚一展
~京都・鉄斎堂のコレクションを中心に~
11 月 24 日(土)~12 月 2 日(日) 代官山オブセッションギャラリー東京都渋谷区猿楽町 29-10 ヒルサイドテラス C 棟 25 号室
TEL:03-5489-3686
※「浄晨」の展示はございません。
奥村厚一の代表作「浄晨」をフィーチャーした番組も放送!
◇「アートな夜!」 毎週月曜日 22:55 より放送中
芸術世界において、ゴッホのように生前まったく評価されなかったにもかかわらず、
死後しばらくして世界的な評価を得られるアーティストがいる。
一方、生前は高い評価を受けながら、死後埋もれてしまう者もいる。そんな埋もれてしまった絵画の巨匠や、
その作品に光を当て、エピソードや背景を紹介するのが、この「アートな夜!」。
今回は光の日本画家・奥村厚一の代表作、「浄晨」をぴったりの音楽とともにご紹介します。
11 月 19 日(月) BS フジ 22:55~23:00 ※11 月 26 日(月) 再放送
◇ 奥村厚一プロフィール
(おくむら こういち、1904 年(明治 37 年)7 月 1 日 - 1974 年(昭和 49 年)6 月 25 日)
1923 年(大正 12 年) - 京都市立絵画専門学校(現:京都市立芸術大学)入学
1928 年(昭和 3 年) - 京都市立絵画専門学校卒業、同校研究科へ進学、西村五雲に師事。
1929 年(昭和 4 年) - 第 10 回帝展「山村」が初入選。
1946 年(昭和 21 年) - 第 2 回日展において「浄晨」が特選。(現在 東京芸術大学美術館所蔵)
1948 年(昭和 23 年) - 山本丘人、福田豊四郎、秋野不矩、上村松篁ら 13 人のメンバーで創造美術 (現 : 創画会)を結成。
1960 年(昭和 35 年) - 京都市立美術大学 (現:京都市立芸術大学)教授
1971 年(昭和 46 年) - 嵯峨美術短期大学 (現 京都嵯峨芸術大学短期大学部)教授
1974 年(昭和 49 年) - 京都市立芸術大学 名誉教授、6 月肝臓疾患のため死去
1976 年(昭和 51 年)- 奥村厚一遺作展を京都市美術館にて開催
主催:BS フジ
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制作:Zepp ライブ / アート・オブセッション
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株式会社 Zepp ライブ TEL: (03)5575-5141 FAX:(03)5575-5130